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今日のつぶやき

長野県では以前から県立文化施設における命名権者(ネーミングライツ・パートナー)
を募集していました。
県が所有する施設などの名前に、社名や商品名などの愛称を付けることは
県民に親しまれる企業の広告効果にもなりますし、
その対価は、県の財源確保としての、相乗効果を上げることにも繋がります。
既に『長野県県民文化会館』は地元の大手企業、「キノコのホクト」がその権利を取得し
『ホクト文化ホール』として知名度も上げ親しまれています。

今日あらたに、『長野県松本文化会館』 が、
地元松本の大手企業「キッセイ薬品」の『キッセイ文化ホール』 に、
また 戸隠にある「森林学習館」が地元八十二銀行、
『八十二森のまなびや』 に決定したそうです。
施設の企業による名称付与はとてもいいアイディアだと思います。
今日のつぶやき_f0215591_7324223.jpg

でも流行とは言え、つい最近財政困難を理由にした大阪府泉佐野市のネーミングライツ問題は、
どうなんでしょうね。

文化向上の為の公共施設への名称付与とは違います。
自治体名の命名権の売却。
企業や愛称の名を付与した自治体名。
自分達の誇りとする市町村の名前に広告名なんて、抵抗がありませんか?

もっとも、市町村合併などで平仮名やカタカナ交じりの都市名も
もう珍しくなくなった感じを受けますから
知名度がどんどん上がって、観光誘致の実績につながったりでもすれば
その自治体に奇妙な名前がついても不思議ではありませんけど?
そこまでなりふり構わない現状に切羽詰った危機感はもちろん感じ取れます。
財政破綻をきたしたあの夕張市でも、かつての炭鉱の歴史の町、夕張ブランドメロンの名にかけ
さまざまな方面からの支援を受け、若手市長の交代で一生懸命頑張っておられます。
相変わらず苦しい様です。
やっぱりどっちが・・と言われたら、
安易に「自治体名を売る」選択するより応援したくなるでしょうね。
by waku2-tuduri | 2012-04-22 22:03 | Life


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by われもこう

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