えびす講花火大会
先日母と、秋の取り入れの話をしていて懐かしさに話がはずんだ。
秋の稲刈り、稲こき(脱穀)は当然子供にとっても一大仕事で、夜遅くまで田んぼにいたことを思い出す。勤労感謝の日は「にいなめ祭」の日でもあると教わり、取入れが終わると神棚に、稲刈り鎌と一束の稲穂を供えた。
またこの日は長野のおいべっさん(えびす講)でもあり、手袋や靴下、トッパー(半コート)やアノラック(ジャンパー)などもその日まで待って買ってもらうのが嬉しくて、何よりこのえびす講が楽しみだった。
新田町交差点角に「ながの丸善百貨店」があり、
東西に延びる昭和通りを挟んで斜め向かいに「丸光百貨店」があった。
丸善の食堂で夕飯を食べながら窓越しに観る花火が楽しみだった。
「丸光百貨店」ではなくて「丸善百貨店」なのは、あの頃のえびす講花火は西側の裾花川で上げられていたから丸善の食堂はきっと西向きにあったのかもしれない。建物は何階まであったのか覚えてないが百貨店ゆえの大きなビルで障害物もなく、窓から観るのに格好の場所だったのではと思う。
この時期になると、子供時代毎年迫力ある花火を間近で観た記憶が鮮明に蘇る。
今日はその長野えびす講花火。「子供たちは(私達・10歳・7歳・3歳で父が心臓マヒで急逝)よく手伝ってくれたからな」と母も感慨深げだった。
里からの帰り、音は聞こえなかったけど、どんどん打ちあがる大きな花火が遠くに見えた。
by waku2-tuduri
| 2017-11-23 23:16
| Life
Welcome! 平凡な日々の中から拾ったこと、気ままに綴っています。
by われもこう
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